人はいたずらしながら大きくなっていくんだと思うよ。その記憶を並べたものがプロフィールってやつだろう。

 

22,3の頃だ。ジャズギターにくるってた俺だが、実はソフトアンドメローが耳から離れなかった。それをやるために地道な勉強が必要だと思ったから。

 

ああ、あほな写真ほど宝物だよ

 

 

でも、やりたいと思ったことは、先にやった方がよかったかなと思う。

 

ものごとをあまりまじめに考えすぎると、大事なものを見失う。

セピアを修正してたら悲しくなってきてあわてて戻したよ。

 

 

30年前住んでいたアパート。キッチンから通りを隔てたところにある廃墟。

 

3匹飼っていた猫。ここには2匹しか移っていないけど、名前はオレンジと黒豆。ニューヨークへ行く前やりたいことがいくつかあって、そのひとつが猫と暮らすことだった。あとはシャボンを浮かべたバスタブに入る。ステーキを毎日食べる等々。大概のものはかなったな。


きれいにしてサイトに載せようと思った写真だが、俺のスーパーテクニックで鮮やかな色と画質を調整したら、あまりにリアルになりすぎて、胸が苦しくなってきたから、あわてて元に戻した。

セピアの写真はそのままが一番だな。思い出は以上でも以下でも行けないのだ。

うげっ、誰ですか、この人?

 

中身はかわってねーなーって思うよ。

幸せは歩いてはこない。楽しい時間は自分で作るものだよ。

 

でも、今も変わらないあほさが残っていると思うと、まだまだ俺、伸びしろあるんじゃなーいって思うよ。いや思わないとやっていけない。

 

やっぱりあほな写真ほど、宝物だ。