After Care & prevention
ここではご自宅でのケア方法やスパ後のアフターケア、その他の予防について説明していきます。
ご自身の頭皮や髪の毛の事を理解し、普段から環境を整えることもスパの一環と捉えましょう。
実践して頂きたい事
１、朝昼晩の３食をしっかりと摂取する事
☆出来る限り１日３０品目以上、タンパク質、ビタミンを摂取する
２、運動不足の改善を試みる事
☆特に有酸素運動（ウォーキング、ランニング）が効果的
３、お酒、喫煙、辛い食品、脂質の多い食品、冷たいものを極力控える事
４、頭皮のマッサージ（２〜３分の簡単なマッサージ）を１日１回行う事
☆まずは『3ヶ月』実践してください。（ターンオーバーの関係上、約３ヶ月で効果を感じやすいです。）
ここではよくある質問にお答え致します。
日常のトラブル
Q 抜け毛や薄毛とストレスは関係あるの？
A ストレスと言うのは実はメンタル面だけの問題ではなく、身体にも影響を与えることが分かっています。それは、身体の中にある様々な部位（臓器
や器官、血管など）を自律神経がコントロールしているからなのです。
自律神経のバランスが崩れてくると、頭皮の血管や細胞が弱っていきます。
すると生えてくる筈の髪は弱く、ボリュームのない髪になってしまい、抜ける髪はどんどん増えていくことになります。
近年では、ホルモンの働きも抜け毛や薄毛に影響があることが分かっており、研究が進んでいます。ジヒドロテストステロンと呼ばれる男性ホルモ
ンは、脱毛の効果があるとされています。
このホルモンは血流が悪くなった時に分泌されるので、ストレスが抜け毛、薄毛に関係しているということになります。
Q 食事と髪の毛は関係しているの？
A 頭皮は肌は同じ体の外側の部分です。肌は食事や栄養バランスの関係でコントロールされやすい所です。
肌が荒れてしまうことと同様に、見えていないだけで頭皮にも悪影響を与えている可能性があります。
薄毛や抜け毛の原因となるのは、血流の収縮です。これを促進してしまうのが、アルコールやコーヒーなどに代表される、いわゆる「酸性」の食品
です。飲み物以外には、アイス、ジャムなどが挙げられます。
Q 睡眠不足は抜け毛、薄毛の原因になりますか？
A 原因になります。
睡眠不足になると、体中の血管が収縮することが分かっています。寝不足で頭がボーっとするのは、そのせいです。
つまり、頭に血がいっていない状態なわけで、もちろん頭皮に流れる血も不足しています。
結果として、毛根は活動を低下させてしまうのです。
Q 喫煙（タバコ）は髪の毛や頭皮にどの様な影響を及ぼすか？
A ニコチンは自律神経のバランスを崩し、身体を興奮・覚醒した状態にします。すると、頭皮を始めとする身体からは、汗や皮脂が分泌され毛穴を詰
まらせるのです。
毛穴が詰まるということは、毛が生えなくなったり、生える毛が細くなったりすることを意味していますので、どんなに頭皮を洗っても、タバコを
吸っていては意味がありません。
さらにタバコを１本吸うと体温は２℃低下すると言われていますが、問題は血流が悪くなるところにあります。
血流が悪くなれば、身体の末端にまで充分に血液が行き渡らず、本来必要な栄養や酸素が届かなくなってしまいます。必要な栄養や酸素が減れば、
細胞は死滅し、毛髪を作っている細胞も弱まっていき、結果として薄毛・抜け毛につながっていくわけです。
頭皮のトラブル
Q フケが発生するのはなぜ？
A 「フケ」というのは、古くなった角質が剥がれたもので、フケは新陳代謝によって頭皮に存在する角質細胞が剥がれることにより発生し、誰もが起
こることなのでフケが発生すること自体は問題ありません。
ただしこのフケが大量に発生しているのなら、頭皮に問題のあるケースが多いので注意が必要です。
フケには「乾燥フケ」と「脂性フケ」の２種類があり全く正反対の性質を持っているので、逆の対処をしてしまうと、よりひどくなってしまうので
注意してください。
恥ずかしい事ではないので信頼出来る美容師に判断してもらい対処することが理想的です。
Q 頭皮が臭く感じたり、臭うのはなぜ？
A 頭皮の臭いの原因は主に「フケ」と「皮脂」が原因とされています。
フケや皮脂自体が臭うということはないのですが、フケや皮脂というのは雑菌にとって格好の餌食となってしまいます。そのため、頭皮で雑菌が大
量に繁殖してしまって炎症を起こしてしまったり、においの元となってしまうのです。
男性に多く見られがちと思われていますが実は「女性」の方が頭皮に臭いが出やすいとも言われています。
ではどうすればいいのか？
対処方法はいくつかありますが、シャンプーなどの日常で使うものを意識して使用することでも対処することが可能です。
アミノ酸系シャンプー、アルガンオイル配合のシャンプー、ミョウバン・タンニン成分配合のシャンプーは
「臭い」に対して特に効果が高いとされています。
Q 薄毛、禿げは遺伝するの？
A 髪の毛が抜け落ちてしまう要因は一つだけではありません。
メンタル的なことから外的な要因など様々です。
中でも個人の力では解決が難しいと言われていることが、遺伝による抜け毛の症状です。
代々、抜け毛が多い家系というのは、子供にもそのDNAが継承され、抜け毛が起きやすい兆候が遺伝しやすいと言われています。
男性ホルモンの中の「テストステロン」という物質が強い脱毛効果があるとされています。
テストステロン自体には禿げを起こす作用はなく「ジヒドロテストステロン」変化する事で初めて薄毛を促す作用が出ます。
そのテストステロンを脱毛効果のある「ジヒドロテストステロン」に変化させる物質が「5αリダクターゼ」という物質です。
5αリダクターゼの分泌量は遺伝が関係しているため、遺伝的要因による禿げが存在すると言われています。
5αリダクターゼの分泌量を抑える方法としては亜鉛が効果的と言われています。
滋養強壮剤などにも含まれているので薄毛やAGA（男性型脱毛症）の心配がある場合は、積極的に摂取した方がよい栄養です。
髪の毛について
Q 髪の毛って一日にどれくらい抜けるの？
A 1日に髪の毛が抜ける量は通常のシーズンで50本から100本ほど、秋口などの抜け毛が増えるシーズンであってもせいぜい150本程度と言われてい
ます。この程度であれば、心配することは無いでしょう。
Q 白髪はなぜ出来るの？
A 白髪について多くの方が勘違いしていることが一つあります。
それは、「髪は元々白いものである」ということです。皆さんの認識の中では、「黒い髪の毛が、段々と白くなっていく」と思っている方が多いで
すが、実は、髪の色は元々白く、そこに色素が与えられているために黒くなっているということです。
白髪が生えてくる要素としては「遺伝」と「老化」の要素が多いと言われています。
がしかし今の所、医学的な対処法は少なく白髪を遅らせる予防策として「生活習慣や血行促進」を高めることが重要とされています。
若白髪もストレスや生活習慣が原因とされていますが、「一日にして白髪に！？」ということはまずありえないと言われています。
マタニティライフ
Q 妊娠中は髪の毛や頭皮に影響がありますか？
A 妊娠中はホルモンバランスが大きく変化することから、髪質に変化が見られる時期でもあります。
例えば普段はストレートでサラサラだったという人でも、髪質が変化してクセ毛になった、あるいは抜け毛が目立ち始めた、髪の毛が細くなった
というケースもあります。
これは必要な栄養素が胎児の方に多く吸収されているため、妊婦本人の体内に必要な栄養素が行き渡らなくなっている可能性があります。
そういう時は普段の食生活に気を使うとともに、できるだけ効果的なシャンプーや育毛剤を使ってケアしていきたいところです。
産後の抜け毛の原因としては「ホルモンバランス」「ストレス」「栄養不足」が大きな原因となっています。
これは誰にでもおこることなので、気に病まないこと、気にするとそのことがストレスになり、抜け毛がひどくなってしまいます。
そして、忙しい育児の中で、なるべく規則正しく、栄養バランスのとれた食事ができるような工夫をすること、育児の悩みや体の悩みを一人で抱え
込まずに、周囲の人の相談することが大切です。
どんなに薄毛になっても、どんなに白髪になっても
素敵な人は輝いています。
人生という長い旅の中では意外と些細な事なのかも知れません。
自分自身の外見的パーソナルケアももちろん大事ですが、
それと同じ位、内面的パーソナルケアも大事だと思います。
より良い人生の為に出来る事は出来るだけ実践することが大切です。
お客様１人１人の悩みを出来る限り解決出来る様に、
様々な知識や技術を磨いていきたいと考えております。
ご協力出来る事があればお手伝いさせて頂ければ光栄です。
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